右足から左右足
今回は、自分の自動車運転で過去に起こした小さな事故から大きな事故を含めて、自分なりに考え抜き10年以上行っている方法についてご紹介します。
ニュースで「アクセルとブレーキを踏み間違えて、事故を引き起こすケース」はよく目にすると思います。
今は、「高齢者」という名詞が使われていますが、自分のときは「サンダル」だった記憶があります。
早速、自分が行っている操作方法をご紹介します。
「右足でアクセル、左足でブレーキ」
これだけです。
この方法は、マニュアル車ではなくオートマ車の場合です。
オートマ車であれば、2トントラックでも、乗用車でも、RVでも、外車でも、軽自動車でも、基本どれでも大丈夫だと思います。
この左足ブレーキを習得してからは、10年以上無事故ですし、この先も事故を起こすことはないと思っています。
危ない!ことが絶えなかった
自動車の免許取得は、19歳でした。20歳から車を所有したり、仕事で毎日のように車を運転する機会は、多かったと思います。
小さな事故から大きな事故まで、事故にはならなかったけど、「危ない!!」とヒヤリとした瞬間は、本当にたくさんありました。
その原因を突き詰めて考えた時に、自分の致命的な原因に辿り着きました。
「ブレーキを踏むタイミングが遅い」
自分はオートマ限定ではなく、マニュアルで免許を取得しています。
なので、教習所ではマニュアルの車で覚えました。当時は、まだマニュアルが主流でしたし、結果として仕事でもマニュアルのワゴンタイプの車でした。
「右足でアクセルとブレーキ、左足でクラッチ」
ちなみに、マニュアルの運転でも「危ない!!」と何度もヒヤヒヤしたことがあります。
自分で言うのもなんですが、本当に同じことを繰り返す馬鹿者でした。
左足が遊んでいることに注目する
ちなみに、マニュアル車でも高速道路で走行中、ギアを上げてしまえば、基本左足は遊ぶ時間があります。
オートマ車では常に、左足は遊んでいます。このとき、左足はどうしていますか?
素行が悪いですが、座席であぐらをかいたり、立膝にしたり、足でハンドルを操作したりなど、一度は経験があると思います。
反面、右足はアクセルとブレーキのどちらかを常に踏んでいるので、遊ぶことはほとんどありません。
だったら、マニュアル車のように、オートマ車でも左足を使えばバランスや効率が良いと考えました。
そこからは、現在の「右足でアクセル、左足でブレーキ」になりました。
自分にとって、当たり前にできるようになり、10年以上も運転をしていて無事故ですし、「危ない!!」とヒヤヒヤすることも以前よりも無くなりました。
ここで勘違いしないで欲しいのは、危ない!!と思う瞬間は無くなることはありません。
しかし、以前よりも冷静に判断ができますし、事故を未然に防ぐという点では格段に違います。
だから、この先も事故を起こすことはないと言い切れるのです。
●従来の動作
右足のブレーキを離して、右足でアクセルを踏む。また、右足のアクセルを離して、右足でブレーキを踏む。
●今の動作
左足のブレーキを離して、右足でアクセルを踏む。また、右足のアクセルを離して、左足でブレーキを踏む。
視覚から入った情報を、脳に伝達して、脳から足に伝達することを考えると、どちらの方が動作が早いかは一目瞭然です。
最初は慣れることから
最初に言っておきますが、「左足でブレーキ」はすぐには出来ないと思います。
これも個人差があると思いますが、練習が必要です。
自分も最初は、左足の力の加減調整ができなくて、急ブレーキになったり、ポンピングのようになったり、滑らかに止めるまで練習が必要でした。
でも、大丈夫です。そのうち慣れます。
慣れると、本当に運転が楽になります。
それに、副作用の効果として、運転の姿勢が良くなります。
右足の疲れが半減します。
同乗者に安心感を与える運転ができます。
車の性能・技術に頼る必要がなくなります。
話に夢中になっても、踏み間違いを心配することがなくなる。
瞬時に冷静さに対応ができる。
被害者になっても、加害者になることはない。
などなど、自分にとっては良いことばかりでした。
抵抗があるとすれば…人の意見くらいしかない。
実際、人から小馬鹿にされるような意見を言われる(←言わせておけばいいし、今回のブログを書くきっかけになっています)
生まれ持って与えられた両足があるのだから、教習所で学んだ「右足でアクセルとブレーキ」を一般常識で疑うことをしないのはナンセンスです。
正直、ニュースで報道されるような「安全運転サポート車」という国策がベストだとは思いません。
「左足でブレーキ、右足でアクセル」という身体のバランスを考えた技術を身につければ、今よりも安全・安心に感じるはずです。
自分は迷うことなく挑戦することをおすすめします。