今回ご紹介する動画は、当工房のものではありません。
しかし、動画は作業内容がしっかりとしたもので、なおかつ、出演されている方の日本の職人魂に対する考え方に、大いに共感するところがありました。
同業ですから、ライバル(競争相手)かもしれませんが、それよりも大事なことは、このような真心をもった人たちがジュエリー業界でこれまで以上に活躍できる場所が必要だと考えるからです。こうして一緒に広めることで、すこしでも現状よりも見直されるきっかけとなり、活躍できる場所ができることを願いシェアします。
もちろん、当工房でも実際にジュエリー職人の作業を見学できることができますので、お気軽にお問合せください。
※2019年11月現在は行っておりません。
台東区公式チャンネルのジュエリーの石留め動画
- 彫り留め
- 4点留め
- 中石留め
- 埋め込み留め
動画はいかがでしたでしょうか?
さらに、プラチナとゴールドそしてシルバーはそれぞれに、金属の特性や性質が異なります。それを考慮して作業を行います。
石は垂直に置かれ、爪の位置、爪の大きさ、石と石の間隔、平行など様々な点を確認しながら、そして、身につけていて、石が外れないようにしっかり留めること。パッと見はわからないと思いますが、仕上がりでは、そこには大きな技術の差が表れています。
また、ダイヤモンドは硬度がありますが、その他の宝石はダイヤより硬度はさがります。中には、同じように力を加えると、宝石が割れるということもあります。宝石についての知識もなければいけません。
誕生石といっても、硬度はまちまちです。そういった目に見えないところで、職人の知識や技術に支えられているのです。