現在は営業時間を8:00〜21:00としております。
定休日は不定です。
路面店の1階店舗ではありますが完全予約制を導入しております。
起業当初から店舗の概念があまりない。
もっと言えば、これまでの経験を活かす店作りでは面白いことはできないと思った。
起業したきっかけは、もっと手作り指輪の良さを伝え広げたい。
手作りにして本当に良かったと喜んでもらいたい。
純粋に役に立ちたいという想いだけだった。
つまり、店とお客様の関係ではなく、個人レベルで向き合ったサービスをしたいということだった。
例えば、出張打ち合わせ。
開業当初新しい試みとして導入した。
結果的には、反響はなし。
例えば、スカイプでの無料相談。
これも反響なし。
例えば、無料制作体験。
これも反響なし。
また、反対に個人レベルで向き合えないものは辞めた。
例えば、資料請求。
例えば、問い合わせの見積もり。
話を戻しますが、完全予約制だけは変更するつもりはなかった。
基本的には婚約指輪も結婚指輪は作る方がひとりとふたりの違いはありますが、同じ1組です。
これには理由がある。
作る空間の雰囲気です。
幸せの中にいることは間違いはないのですが、ステージというかエネルギーの熱量に温度差があります。
また、それぞれに想いがあります。
どちらも自分にとっては最高の空間をご提案したい想いが強い。
例外は、完成した指輪のお渡し。
これは重なることがあっても良いと思っている。
それは、作る人にとっては不安要素が軽減されるからです。
立ち会うことで明確にイメージすることができるのです。
つまり、制作する上でプラスの影響になるからです。
さて、営業時間について。
定休日以外はこの時間は店が開いているということではありません。
ご来店予約がなければ、営業時間は変わるということです。
また、ご来店予約があれば、営業時間も変わります。
制作の時は22時まで開いていることもあります。
営業時間表示も本来するべきではないのかもしれません。
ただ、あまり突拍子もないとそれはそれで警戒されるのは避けたい。
それで、シャッターが閉まっている間は営業はしていないのかというと、店舗外で活動していることがあります。
そうです。
反響のなかった出張です。
例えば、打ち合わせ前の相談です。
例えば、結婚指輪や婚約指輪のアフター(修理)対応。
例えば、完成した指輪のお渡し。
例えば、イベント制作。
個人レベルでの活動を行っています。
土曜日と日曜日は店対応優先です。
店で待つだけではなく、時間調整できるのなら、自分から行動することを進んで行っています。
また、リングプランナーとして配送手段をあまり好まないということもあります。
東京もしくは東京近郊にお住まいの方なら直接お渡しした方がその場で確認もできますし、損害や紛失の心配もありません。
何より、再会できることが嬉しいのです。
今振り返れば、開業当初のサービスは周りに合わせていた意識が強かった。
だから自分自身も面白さはあったが楽しめてはいなかった。
今は、このスタイルに満足しているし、心から楽しんでいる。
なぜなら、理念である感動と喜びが増えるサービスをご提案しているから。
やはり、理念を貫き個人レベルで向き合うからこそ、本当のサービスが生まれると感じた。
個人レベルだから、純粋にこの人に、このカップルに手作り指輪を伝えたいという想いもある。
損得勘定ではなく、純粋によい関係を築き上げていきたいです。