日本では1965年頃からお見合い結婚よりも恋愛結婚愛が上回り現在もその差は大きく開いています。愛し合って結婚できればそれだけで幸せという女性、多少我慢してもお金を持ってる人と結婚したいという女性。どちらも悪いことではないし、間違いとは言い切れないもの。どちらもあるに越したことはありませんが、どちらかを選ぶとしたら「愛」それとも「お金」?22歳~34歳の働く女性258名を対象にマイナビウーマンが2014年9月にWebアンケートを実施した結果をシャアします。
Q.あなたにとって、結婚する上で重要なのはどっち?
- 愛…73.6%
- お金…26.4%
愛のある結婚をしたいと望んでいる女性が実に7割以上の結果になりました。しかし、お金を重要視するという女性もいます。では、愛を重要視する女性、お金を重要視する女性、それぞれに具体的な理由をご紹介します。
<愛を選んだ女性の意見>
■愛がないと一緒に暮らせない
- お互い好きじゃないと、長い間一緒にいるのは難しそう(31歳)
- ある程度の愛情がないと結婚する意味がないと思うから(30歳)
- 愛がなければ結婚の意味はない。生活のために結婚するわけではない(33歳)
結婚は愛し合っている2人が一生をともに過ごし、幸せに暮らすことが前提で考えれば、愛のない相手との生活は長続きしないと考えるのは自然な事ですね。
■お金はどうやってでも稼げる
- お金は努力によってなんとかなるが、愛はなんともならない(31歳)
- 男女ではなく家族愛で結ばれていたい。お金はなんとかしようと思えばできるけど、相手を思いやれなければ結婚している意味がないから(27歳)
- 一緒に貧乏を乗り越えられるのは価値観や思いやる気持ちだと思うから(27歳)
2人の気持ちを繋ぐのはお互いを思いやる気持ちや愛は、相手がお金を持っていなくても自分が稼げばいい。また、貧乏でも苦にならないと愛を重要視するからこその意見ですね。
<お金を選んだ女性の意見>
■お金がないとギスギスする
- お金がなければ、心にゆとりが生まれないと思います(31歳)
- お金があるほうが気持ちにゆとりができて相手を思いやれる(27歳)
- お金がないと愛も生まれない(27歳)
お金がない不安や恐怖感。生活に追われるストレス。お互いを思いやる気持ちはお金と考える女性もいるようです。
■生活の基盤はしっかりしておきたい
- 最低限のお金がないと結婚は無理なので(29歳)
- 愛があっても、生活をともにしていくという意味で年収0円の人と結婚する気にはならないから(25歳)
- 愛がなくても生活できるけど、お金がなくちゃ生活できない(27歳)
結婚で重要視するのは、生活するためには必要なお金という考えは当然です。ほとんどの女性が愛とお金のどちらも必要ということは認識しているので、どちらかをひとつを選ぶというアンケート自体、おかしな事なのかもしれません。ただ、結婚前に自分自身がどちらを重要視しているのか確認しておくというのは、結婚話が現実味を帯びてきたときにきっと役立つのではないのでしょうか。愛にしてもお金にしても自分の選んだほうが間違いではないと信じること。そして、相手も同じ価値観であることが大切なのかもしれませんね。