本日は、婚約&結婚指輪の総合サイトを運営している会社の営業の方と打ち合わせをしました。9月にそのサイトで手作り指輪特集を組むのでご提案させて欲しいとのことでした。以前勤めていた会社ではお世話になっていたこともあり、まずは話だけでもという流れでした。
普段から業界内(横のつながり)は少ないので、よい情報交換の場にはなりました。この手作り指輪は年々取扱い店舗は増えていくだろうと考えていました。やはりその傾向は現れているなと実感しております。反面、手作り特集を組むという段階でリンプラを候補にしていただけるということは、まだ少ないのかも(笑)
現在、サイトへの訪問者数を増やす手段として、婚約指輪や結婚指輪の画像比率を上げているそうです。独自のリサーチから、必要としている人がインターネットで検索を利用している。つまり、顕在しているニーズがあるのです。その必要としている人たちが何を目的にしているのか。その結果、多く方はデザイン戸のことだったそうです。つまり、検索でどんなものがあるのかを知りたい。そして、自分がどんな婚約指輪や結婚指輪をつけたいのかを想像するためなのです。
そうなるとサイトがやることは1つしかありませんね。
なるべく、効率よく選びたいというニーズに応えること。つまり、婚約指輪や結婚指輪の画像がたくさん掲載されている方がいいですよね。
気になるデザインを見つける→どこの店か調べる
ただ、リンプラとしてはこの流れがどうしても腑に落ちないのです。
婚約指輪や結婚指輪の画像だけをたくさん掲載するこの手のやり方に共感できない。
その作品には、どんな想いが込められているのかを伝えたい。
たくさんある中のひとつになったり、他のものと比較するための対象にされたくない。
そのデザインになるまで、そんな軽々しい物語じゃないから。
自分にとって、すべてが大切な宝物であることに変わりはないから。
ただ、個人の本当に大切にしている想いはHPで伝えることはしたくない気持ちもあるので、上手く伝えることができずに現在に至っている。
他の店とは、手作りをご提案する目的(ゴール)がまったく違うと思います。
だから、表現方法も活動の場所もこのサイトは違う気がしています。
おそらく、ここだけではなく、ブライダル雑誌も同じですね。
リンプラの理念→顕在化する前の段階で婚約指輪や結婚指輪を考えてもらう→『気づき』を広めたい。
指輪の本来の意味は、調べればわかります。でも、それが自分軸で理解できるかは別なのです。
要は、テクニックや手法ではなく、土台です。
土台はいつの時代も変わることはありません。その土台に気付いてほしいのです。
営業の人の反応は、目が点のような状態でした。それはそうですよね。
こんな意見をいう店は全国探してもリンプラだけ、ピュアリングプランナーだけでしょうからね。
その分、険しい道を選んでいるかもしれません(笑)
でも、目の前の人を大切に真剣に向き合えないのなら、存在価値はないと思っています。
その人たちの想いをカタチにする。カタチで見えるものではなく、カタチでは見えないもの。
その見えないものを体感してもらうのがピュアリングプランナーの技術なのです。