先日のことですが、取材して頂きました。内容は、手作り結婚指輪というよりもわたしの人生に対しての質問でした。
ここでは「心の扉」をどうやって開けたのか?
今、人生を楽しく過ごしている人の候補に入れて頂けたことが、何よりも嬉しいです。心の扉とは環境や体や心が人それぞれ違うように、扉もそれぞれ違います。わたしの自論は、家庭も親も兄弟も、友達も恋人も仕事も金銭もすべて同じだということです。不調和、つまり犠牲のない、愛と平和や信頼など調和のとれた世界です。調和をとるために自己愛が必要です。自分が純粋でなければいけません。純粋性が高まると感受性が豊かになります。これは生活のどんな場面でも効果を発揮します。
それでは、本題です。
あなたは、結婚指輪を手作りしたいと思っています。
そのことを相手に話します。相手の反応はどうでしょう?
そして、相手の反応をみたあなたはどう決断するでしょうか?
あなたが手作りに興味をもったように、相手も興味を持ってくれることを願います。
ただ、現実は、相手も興味を持つかもしれませんが、行動には繋がらないかもしれません。
お互いの価値観、性格、環境など結婚指輪に対する考え方も異なります。
それでも、あなたが相手を口説きたいと思うなら、無理に説き伏せる必要はありません。
では、どうするか?
ぜひ、相手を誘って打ち合わせにきてください。
正直、そんなの嫌ですよね。「買わされそう」という根拠のない心配が芽生えるはずです(笑)
もちろん、そんなことをするつもりはありません。
常に中立な立場にいます。その上で、手作りにする・しないはふたりの総意で決めていただける判断材料をご提供すると言うことです。
もしも、打ち合わせの中でも、ふたりは相違のままだとしたら、わたしが1票投じます。
ここで、あれって思いましたか?クロージングじゃないかと(笑)
この1票は『する』にいれるに決まっているでしょ。と思われそうですが、そんなことはありません。
基本的に、ふたりの想いの足並が揃わなければ、制作はお断りします。もちろん、制作はできますよ。要は制作して成約することは店都合であり、そこは重要ではないということ。ふたりにとってもっと重要な要素が制作の中にある。それを感じてもらいたいし、それを感じられないのなら手作りの本当の質を知らないままになる。それは自分の志事を放棄するようなもの。
もっといえば、その本質を体感させることができるのが手作り指輪の技術だと思っている。もちろん、打ち合わせも同じ。やりたい人はもっとやりたいと思ってくれたし、やりたいくない人もやりたいと思ってくれるように自分から変わってくれた。やりたいとスイッチが入ると誰もが楽しみながら、最後までやり遂げてくださいます。スイッチの手前まではご案内するのが打ち合わせの目的です。
そのスイッチは本人でしか入れることはできません。それは自分の内にあるものだからです。
決して、話し方が上手ではないし、弁が立つわけでもない。純粋にその人に幸せになってほしい。純粋にその人の感動と喜びを増やしたいとホンネで向き合っているだけです。
だから、手作りに興味をもったなら、ぜひ一緒に逢いに来てほしいと願っております。