小粒石とは、一般的にはメレと呼びます。
メレとは、大きさを表す言葉で小粒のダイヤモンドのこと。一般的には鑑定書(4C)が出せない0.2カラット未満のダイヤモンドを指すが、欧米では0.25ct以下、日本では0.18ct(1/6ct)以下をメレと呼ぶ場合も多い。
実情では0.02ct前後の小粒のダイヤモンドをメレダイヤと呼んでいる。
また、カットはラウンドブリリアントカットが中心で、ルビーやサファイアなどの誕生石もあります。
婚約指輪ではダイヤモンドの脇石としてメインのダイヤモンドを引き立てるために飾られる。
他にもメレを複数敷き詰めたものをパヴェと呼び、リングの周りに一列にメレを並べたものをエターナルリングと呼びます。
メレはフランス語で「小粒石」を意味する。
本来メレは「ごちゃごちゃに混ざった、混雑した」という意味があり、色々なサイズの小粒石ダイヤモンドが混ざったロットをメレと呼んでいたそうです。
また、「混合物」を意味する「メランジ(melange)」というフランス語から由来して、メレよりも大きなサイズの混合ロットをメランジと呼んでいた。つまり、0.25ct以下の混合ロットを「メレ」、0.25ct以上の混合ロットを「メランジ」と分類していたそうです。
留め方の種類
メレの留め方には大きく分けて「彫り留め」と「爪留め」があります。
彫り留めには、地金に直接埋め込んで留める数種類の方法をご紹介します。
また、爪留めには、何種類かの方法をご紹介しますが、線爪が一般的です。
爪の位置・彫り留め・線爪の種類
【爪の位置】
- 並爪
- 十文字爪
- 六本爪
- 八本爪
- フクロ爪
【彫り留めによる小粒石(メレ)の留め方】
- ナワ留め
- マス留め
- レール留め
- 五光留め
- チョコ留め
- 玉留め
【線爪】
- 二本爪
- 三本爪
- 四本爪
- 共有爪
- 傘爪